なにか本を読もうと思って本屋さんに立ち寄ったりアマゾンのサイトに行ってみたりしても、本の数が多すぎて選べませんよね。平積みされていたり、おすすめで表示された本を見てはみるものの、この本には大切なことが本当に書いていあるのだろうか?、買う価値があるのだろうか?そんな風に思ってしまうと思います。
このような感じで、なかなか本を選べないという方に、超おすすめの本を7冊ご紹介します。いつの時代でも役に立つような本をご紹介いたしますので、是非ご覧ください。
本記事の内容
- 今すぐ読むべき、人生を良くする超おすすめ本7選【箇条書きで効能も明記】
- まとめ
今すぐ読むべき、人生を良くする超おすすめ本7選【箇条書きで効能も明記】
1.7つの習慣
- 効果的な時間管理の仕方がわかる
- 良いスケジュールの立て方がわかる
- win-winの重要性がわかる
- 対人コミュニケーションで大切なことがわかる
「7つの習慣」は3000万部以上の売上げを記録し、日本でも200万部以上が販売され、さらに38の言語にも翻訳されている世界的なベストセラーです。副題は「人格主義の回復」となっていて、一人の人間の人生を成功させるものは小手先のテクニックではなく人格であるという内容が詳細に書かれています。
この本の著者であるスティーブン・R・コヴィー氏は、ブリガムヤング大学の学長補佐および教授を務め、フランクリン・コヴィー社の共同創設者であり副会長。経営コンサルタントであった人物です(2012年79歳没)。
本の前半部分では自立を遂げるための内容、後半部分では他人と協力して最高の成果をあげるための内容について説明されています。その説明の中で時間管理やスケジュールの良い立て方、相手と自分の両方に利益をもたらすアイディア(win-win)を考える重要性、対人コミュニケーションなどについて触れられていて、人生の指南書とも言えるレベルの本だと感じます。生き方の参考書となるでしょう。
2.思考は現実化する
- 夢や願望の実現方法がわかる
「思考は現実化する 」(原題「Think and Grow Rich 」1937年出版)は、全世界で7000万部を売り上げたとされるベストセラー。著者のナポレオン・ヒル氏が500人以上の成功者あるいは成功の見込みがある人物たちを20年にわたってインタビューし、観察して得られた成功者の共通点をまとめ成功のノウハウとしてまとめ、本にして出版したものです。
ナポレオン・ヒル氏は、超貧乏と超裕福、5回以上の結婚と離婚、うつ病や孤独など様々な経験による波乱万丈の人生を歩んできた方で1970年に87歳で亡くなっています。
この「思考は現実化する」には、自分の夢や願望を実現するための効果的な目標設定の仕方が書かれています。他にも本の中には、自分を鼓舞してくれたり勇気をくれたりなど、心が震える名言と思えるような言葉が書かれていまして、前に進むやる気と勇気をもらえる本です。
3.自助論
- 成功者たちがどのように行動していたのかを知れる
- 困難や失敗に負けない気持ちをもらえる
サミュエル・スマイルズ氏によって書かれた「自助論」は初版が1859年に出版されていて、その当時やそれよりも前の300人以上の偉人たちのショートエピソードが書かれた成功伝集です。その多くの実話のエピソードから偉人たちの考え方や行動について学べる本になっています。
上記の「思考は現実化する」にも失敗に対する姿勢について書かれていますが、この本にも失敗をどうとらえるかという大切なことが書かれていて、困難や失敗に対する重要な考え方を深く心に刻める内容になっています。「天は自らを助くるものを助く」という言葉から始まり、他人をあてにするのでなく自分を助けることをまず考えて動くことの重要性を説いてくれる本です。
4.金持ち父さん貧乏父さん
- 将来お金に困らないために今すべきことがわかる
- マイホームは資産ではないという事が理解できる
1997年に出版された「金持ち父さん 貧乏父さん」は、全世界で51カ国語に翻訳され109カ国で紹介されており、「金持ち父さん』シリーズとしては、日本で累計300万部、全世界では累計2800万部を突破しています。そして多くの経営者やビジネスマンからの評価も高く、若い内に読んでおいた方が良い書籍として推薦されています。
世の中では義務教育課程でお金についての授業がないために、大人になってからお金に困ってしまう人が多く生まれてしまう状況です。みさなんの中にも経済的な面で将来に不安を抱えている人は多いでしょう。そのような将来の経済的不安を払拭するために今どのようなことをしていったら良いのかということがわかる内容になっています。お金をどう扱い、どのように資産を形成していけば良いか指針を示してくれるでしょう。
そして衝撃的な内容の一つとしては、マイホームは決して資産などではないということが、その理由とともにはっきりと書かれています。多くの人にとって人生で大切なことの1、2位を争うであろうお金の問題について取り上げているこの本は、まさに必読と言えます。
5.新しい文章力の教室
- 伝わる文章が書けるようになる
- 文章作成がスピードアップする
毎月3000本以上の記事を配信するポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」。その「ナタリー」のライターさんたちが実践されている書き方を一般向けにまとめた本が『新しい文章力の教室』で、コミックナタリー初代編集長 唐木 元さんによって書かれた本です。
5章あるうちの第1章を読むだけで書く手順がわかり、書く内容がまとまり、とりあえずは伝わる文章が書けるようになってしまいます。そして第2~第5章までで、よりわかりやすく、より正確に伝わる文章にブラッシュアップするための注意点がたくさん説明されています。
仕事でもプライベートでも文章を作る機会と言うのは多いものですから、文章で何かを人に伝えるのが苦手だったり、いつも苦戦しているという方には是非読んでみてほしい1冊です。
6.「原因」と「結果」の法則
- 周りの環境に振り回されない考え方がわかる
- 良い結果と悪い結果が生まれる原因がわかる
「原因」と「結果」の法則は、1902年にジェームズ・アレン氏によって書かれた本で、聖書に次ぐベストセラーと言われている本です。
その人の「思い」がその人を作っているというのが主な内容です。気高い思いからは気高い人間が生まれ、汚れた思いからは汚れた人間が生まれる。常に抱えているあなたのその思いが、あなた自身の姿とあなたの人生を作っているのですよ、ということが書かれています。
この本で言っている考え方を持つことで、周りに振り回されたりせず、人生を悪い方向へ進ませない生き方を身につけられるでしょう。
7.チーズはどこへ消えた?
- 良い状況の中にいても油断しない考え方が身につく
- 悪い状況になった時にどうすればいいかがわかる
- 行動して変わっていく勇気をもらえる
「チーズはどこへ消えた?」は全世界で2800万部(2019年時点)、日本国内でも400万部も売れた大ベストセラー。スペンサー・ジョンソン氏によって書かれた本で、MLBロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手が愛読書としてテレビ番組内で紹介されました。IBM、アップル・コンピュータ、GM、メルセデス・ベンツなど他にも世界的に有名な多くの企業や団体で研修用テキストに採用されている本でもあります。
二人の小人と二匹のネズミが登場人物の物語になっていて、現状の変化に対応できる人間の考え方が学べる内容となっています。
人は良い状況にあると慢心してしまい、変化を恐れ、行動を起こさず必要なリスクも取ろうとしない生き物です。多くの人が持つそういう悪い面への処方箋のような本で、日に日に変化していく世の中に合わせて自分を変えていくことの大切さを学べる本です。
ちなみに90ページほどしかなく読書が苦手な方でも読みやすい本です。
- 1990年バブル崩壊
- 2000年ITバブル崩壊
- 2008年リーマンショック
- 2011年東日本大震災
- 2016年熊本地震
- 2018年西日本豪雨
- 2020年コロナショック
100年に一度と言われる危機が10年に一度起こっている現代において、この考え方を持っていないとこの先はやっていかれないのでは?と思ってしまうほど変化の激しい世の中なので、読んでおく価値の高い本だと言えます。
まとめ
- 7つの習慣:完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change
- 思考は現実化する:思考は現実化する_アクション・マニュアルつき
- 自助論:新・完訳 自助論
- 金持ち父さん貧乏父さん:改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
- 新しい文章力の教室:新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ
- 「原因」と「結果」の法則:「原因」と「結果」の法則
- チーズはどこへ消えた?:チーズはどこへ消えた? (扶桑社BOOKS)
以上7冊が今すぐ読むべき、人生を変える超おすすめ本です。おすすめというより必読と言えるレベルかもしれません。
上にも書きましたが、現代は100年に一度と言われる危機が10年に一度起こっている状況です。このような世の中を生き抜いていくには、良い習慣や願望実現の方法、他人に頼らない精神、お金の知識、自分の意図を正しく伝える技術、心を見つめ直すこと、変化に対応する考え方。これらが重要であることは言うまでもありません。興味のあるものからでいいので、まずはどれか1冊だけ手に取ってみてはいかがですか?
コメント