人生が怖い?あなたの抱える心配事、その9割は現実には起こりません。

人生が怖い?あなたの抱える心配事、その9割は現実には起こりません。 人生・メンタル

人生が怖いと思ったり、不安や心配事を抱えてはいませんか?しかしその思いが現実化することは、実際にはほとんどありません。それは脳の自動的な働きによるものが大きいからです。

どうして不安や恐怖を感じるのかというメカニズムとその心配事はほとんど実際には現実化しないということを解説し、自信がなくて動けないときの考え方についても説明します。人生の中での怖い思いや不安、心配を少しでも解消したい方は是非ご覧ください。

本記事の内容 

あなたの抱える心配事、その9割は現実には起こりません。

  • なぜ不安や恐怖を感じるのか
  • 人は危険を回避する方向に動くもの
  • 自信がなくて動けないときはこう考えて

まとめ

あなたの抱える心配事、その9割は現実には起こりません。

あなたの抱える心配事、その9割は現実には起こりません。

なぜ不安や恐怖を感じるのか

私たちがもつ脳はいろいろな部分に分けられます。よく知られているのは右脳や左脳。読み書きをするときに使われるのが左脳で、クリエイティブなことをするときに使われるのが右脳であるということは、よく知られていることですね。このように私たち人間の脳には色々な領域があって、それぞれ役割があります。

そして不安や恐怖を司る部分もちゃんと存在します。それは「原始脳」と言われ、「本能」を司っている部分です。危険を察知し、安全を確保したい衝動を起こさせる役割があります。私たちにはこの原始脳が備わっているため、不安や恐怖を抱えるのは当たり前のことなのです。もしこれがなかったら、安全と危険を区別できずに簡単に死んでしまうでしょう。

不安や恐怖を抱えているのはあなただけではなく、みんなそうなのです。あまり口には出さないかもしれませんが、全人類が何かしらの不安を抱えて生きています。それは原始脳がきちんと働いてくれいるからで、ごく自然な事なのです。

原始脳は爬虫類脳とも言われ、英語では”Primitive brain”と表記します

人は危険を回避する方向に動くもの

人に限らず生物はみんな、危険を感じたらそれを回避するようにできています。人間も含め生物の目的というのは、つきつめていけば種族や自分の命の存続です。なので人間は危険を察知し、自然とそれを回避する方向に行動するようにできています。

そして生存確率を上げるためには出来るだけ早めに危険を予測できたほうがいい。よって人間は実際には起こりえないような不安や恐怖までも、予測という形で自分の中に作り出してしまうことが多いわけです。危険を察知して自然と回避するように動くこと、実際には起こらないような幻想まで作り出してしまうこと。

これらのことにより人が人生において抱える不安や怖いと思うようなことのほとんどは、現実には起こらないのです。あなたの人生を振り返ってみてください。中には心配事が現実になってしまった事もあったかと思いますが、多くは取り越し苦労で終わったということのほうが多かったのではないでしょうか?

生活していけないかも…。破産するかも…。

わたしは23歳くらいのときに挫折し、人生が怖く不安でたまりませんでした。進みたかった方向に進めず大学も中退してしまっていて、頼れるような友人や知人もいませんでした。八方ふさがりのような感じで、仕事は?自分の将来は?どうしたらいいんだ…。生活していかれないかもしれない…。破産してしまうかもしれない…。と絶望的な不安と恐怖を抱えていました。

あれから10年の時間が経ちましたが生活はできているし、破産もしていません。一応仕事もありますし、将来に対して希望を持ってすらいます。

自信がなくて動けないときはこう考えて

自信がなくて動けないときはこう考えて

自信とはやったらつくもの

根拠のない自信を持とう!ということが言われていたりもしますが、根本的な解決にはなりませんね。自信とはやったら付くものなのです。

先の見えない将来のことや新しい挑戦に対して怖い思いや不安を抱くのは、上記で述べた通り、脳の構造上ごく自然なことです。なので自信はいずれ付くものなのだから最初は必要のないもの、最初から獲得するのは不可能なものだと割り切ってしまいましょう。

自信はなくていい、やったら付いてくるもの。やれば付くもの。

まとめ

まとめ

  • 人間の脳には原始脳という部分がある
  • 原始脳は本能の部分を司っている
  • 人間の生存確率を高めるため、この原始脳があらゆる悪い想像を作り出してしまうので、心配事や不安や恐怖を抱えることになる
  • しかし人間は危険を察知したら、それを回避する行動を自然ととるようになっているし、原始脳が作り出すのは想像でしかないので実際にそれが現実化することはほとんどない
  • 自信とはやったら付くもの。何かを始める前から自信を手にするのは不可能だし、やったら付くものだから最初は必要ないと割り切って良い

人は原始脳があることによって今まで生き延びてこられました。よって原始脳はなくてはならないもので有難い存在なのですが、不安を煽ってしまうというデメリットもあります。恐怖や不安を感じるのは悪いことではなく当たり前のこと。そしてそれが実際に現実化することは少ないと覚えておきましょう。人の脳には原始脳というものがあると知っておくことで、人生の恐怖や不安とうまく付き合っていきましょう。

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