「人生、先が見えないという不安」を打ち消す４つの方法

人生、先が見えないという不安は多くの人が抱えているかと思います。

本記事では、その不安を打ち消す方法を４つご紹介し、解説していきます。

「人生、先が見えないという不安」を打ち消す４つの方

人生、先が見えないという不安。これを打ち消すには、悩んでいるだけでは始まりません。不安を抱えてただ悩むというのは同じところをグルグル回っていることになりますので、あなたの不安は解決されないでしょう。

ではどうするか。「思考を改善すること」と「行動を起こすこと」です。思考を改善することで、心が変わり、それに引っ張られて行動が起こしたり、行動を改善できたりします。そうすることで見えない先に光が差し込むこともあるというものです。さっそく４つの方法を解説していきます。

1.真面目すぎる思考を解消する

あなたの人生に対して、力を入れすぎて考えこんでしまってはいませんか？

守らなくてはいけない世の中のルールは、ある程度ありますが、絶対にこうでなくてはならないというものは、そうそうありません。真面目であることは良いことですが、あなたを苦しめてしまうほどの真面目さは逆に毒になってしまいます。

以下に示す２つの考え方を参考に、あなたの頭の中が凝りをほぐしてみてください。

とりあえず生きていければそれでいい

生きているということは、可能性があるということです。状況は何かしら動くものです。

「ま、とりあえず生きていければそれでいっか。」これぐらい気楽に考えてみてください。

「真剣」と「深刻」は別物。神妙な顔で考え込んだり、不安にがんじがらめになったところで何も解決はしませんし、先のことは知り得ません。不安を抱えても、それは疲れるだけなわけです。もっと肩の力を抜いて気楽に考えてください。

ある程度テキトーに生きていっていい

すべてを完璧にできなかったらといって、別にあなたの人生がどうにかなるわけではありません。

おさえるべきところは確かにあります。しかしそれだってキッチリ出来なかったとしても、あなたの人生が丸ごとダメになるようなことはないのです。

もしそれで周りに迷惑をかけてしまったら、誠実に謝れば済むことです。こっちが誠実さを持って謝っても、許さないなんていう心の狭い人は放っておけばいい、これぐらいテキトーに考えて生きていっていいんです。すべてを完璧にこなせる人など存在しないことを忘れないでください。

2.先のことは「本当に誰にもわからない」という認識をもつ

先のことは本当に誰にも予測不可能で、何が起こるのかなんて知り得ないものです。だから不安である。確かにそうです。しかし裏を返せばこうも言えます。

今がどんなに最悪な状態であっても、誰にも先が見えない以上、好転する可能性も同じだけ存在する

生まれてからずっと悪い状況が続いていたとしても、人生の後半で華々しい成功を収めて幸せな人生を送って行った人の例はたくさんあります。

アメリカの元大統領、エイブラハム・リンカーンは、若い頃から何をやってもダメで、挑戦することはことごとく失敗。結婚して間もなく奥様にも先立たれ、絶望の淵にありました。ですが彼はそれでも諦めずに生きて、最終的に国のトップに立って生涯をとげたわけです。

電球を開発したことで有名なエジソンは幼い頃、大人の男性に顔をひっぱたかれたことが原因で、片耳が聞こえなくなってしまいました。しかし発明にいそしみ、電球の開発に至っては１万回失敗しても決して諦めずに挑み続け、世界に明かりを灯してくれました。

ヘレン・ケラーは２歳の時の疾病がもとで、視覚・聴覚・そして言葉まで失うという三重苦に見舞われましたが、歴史に名を残すほどの人物になりました。

日本人では、ゲゲゲの鬼太郎の作者として有名な水木しげるさん。彼は太平洋戦争で左腕を失ってしまいましたが、それでも戦後、４０歳を超えてから漫画家として成功していきました。

芸能人の岸部四郎さんのように、天国と地獄を行ったり来たりするような極端に波乱万丈な人生を送る人もいたり、本当になにが起こるのかは誰にも予測できないのです。だからこそあなたが幸せを掴む可能性だって、同じだけ残されている。この事実を認識しておいてください。

3.不安に感じている分野に関する「本」を読んでみる

人生における大抵の問題の解決策というのは、書籍という形で先人たちがすでに残してくれています。

新しい知識があなたの中に入ると、考え方が書き換わります。考え方が変わると自然と行動が変わり、そして運命が変わってくる。先が見えないという不安を打ち消すには、その不安に感じている分野に関する本を読んでみるというのが、不安解消の一つの方法です。

仕事、ストレス、願望実現、成功、家族、障害、対人関係、借金、生き方。様々な分野の本が存在します。まずネットで、「あなたが不安に思っていること＋本」でキーワード検索してみてください。そしておすすめされている本を買って読んでみてください。そこには具体的な解決策がズバリ書かれていたり、解決するための考え方が書かれていたりしますので、突破口が見出せるはずです。

4.真っ向から戦いを挑む

結局のところ、人生で先が見えない不安を打ち消すには真っ向から戦いを挑むしかありません。

「人生、先が見えない。。。」とただただ心配していても、それはなんの備えにもなりませんし、心が疲れてしまうだけになります。何かしないと今のまま不安に耐えるだけの日々が続いてしまいます。それは思考を書き換える行動だったり、今の環境を変える行動だったり、なんにしても逃げずに正面からその不安に向き合うことです。それが一番効果が高く、即効性があると断言できます。

今の就職先の先行きに不安を抱えているのなら、転職・副業・投資が考えられます。どれがいいか感覚で判断したら、それに対して突撃を仕掛ける。例えばそれが転職だったら、転職活動に全力で取り組む。わからないことがあったら調べる。受からなかったら再挑戦を繰り返す。そうすることで見える景色がどんどん変わっていきます。見えなかった先に少しずつ光が差し込んで、うっすらと見えてくる。

不安に思って悩んでいるばかりでは、同じところをグルグルと回っているだけになっているのと一緒です。勇気を持って、どんなに小さくてもいいので一歩、踏み出してみる。これが大切です。

まとめ

２０２１年現在は、疫病が世界を騒がせており、より先が見えない不安が大きくなってしまっていることかと思います。

しかしそれでも出来ることは変わらず、「思考を改善すること」と「行動を起こすこと」であると思います。

先が見えない人生を歩むには、ある程度のテキトーさが必要です。固すぎる刀は簡単に折れてしまいます。十分なしなやかさを得るためには、ある程度の気楽さをもって、努力や行動を起こしていくことです。先が見えないのは皆んな同じ、折れずに共に頑張りましょう。