人生の方向性は必ずしも決めなければいけない、というものではないと思います。でも「自分は何がしたいんだろう?」「やりたいことが見つからない・・・。」このように思い悩んでしまうというのも苦しいものですよね。
それに自分のやりたいことがわかっていて、人生の方向性が定まっていたほうがメンタルは安定しますし、あなたの生活に張りが出るのは間違いありません。さらに自分の人生の目的に向かって頑張って突き進んでいる人というのは、周りから見てとても魅力的に映るものです。
本記事では、人生の方向性を見い出す方法を2つ解説していきます。
本記事の内容
<人生の方向性を見い出す2つの方法【没頭と継続】>
- 【没頭(ハマる)】プロのアーティストや経営者など
- 【継続】運送会社の正社員で当時36歳だった男性の話
<【+α】よくある方法が「should」ではなく、「want」を書き出すこと>
<まとめ>
人生の方向性を見い出す2つの方法【没頭と継続】
人生の方向性が自然と決まる人もいますが、やりたいことがない・見つからないという人の場合は、「なにかに没頭することと、なにかを継続すること」で人生の方向性が見つかる可能性が高いです。
1.【没頭(ハマる)】プロのアーティストや経営者など
プロのアーティストや経営者などを考えてみましょう。
プロのアーティストは特に分かりやすい例だと思います。例えば彼らは学生時代にギターや歌などを始めて、それが楽しくてひたすら没頭していった結果、「これをずっと続けたい」という気持ちになり、その世界で仕事をするようになりプロのアーティストという形で人生の方向性が決まっていったのでしょう。
経営者の場合、最初からやりたいビジネスが決まっていて、いきなり起業したという人もいるでしょうが、脱サラをして起業したという人も多いと思います。それは会社員時代に自分のやっていた仕事に没頭した結果、独立してやっていきたいと思うようになり経営者になっていったも多いわけす。
つまり何かに没頭する(ハマる)ことが、人生の方向性を見つける一つの方法です。仕事、趣味、遊び。何に対してでもいいので、ハマることであなたの中に答えが作られるでしょう。
2.【継続】運送会社の正社員で当時36歳だった男性の話
私が運送屋でアルバイトしていた時代、その運送会社の正社員で当時36歳だった男性の方に「なんでこの仕事に決めたんですか?」と聞いたことがありました。その社員さんはこのようなことを言っていました。
その人は高校生の時にアルバイトでお蕎麦屋さんの出前の配達をやり始めたそうです。高校に通っている間ずっとその蕎麦屋の配達のバイトを続け、そして大学生の時には運送会社で荷物の配達のアルバイトをやっていたそうです。その流れで運送業界に就職し、今の運送会社に落ち着いたと。最後に「あぁ〜なるほど、こういう道なのかなぁ。と思った。」と呟くように言っていました。
このように、継続してきたことが自分の道になるというケースもあります。何かを続けることで、振り返った時に何かが見えてくる。
「やりたいことを見つけるために、そんなに長期間一つのことを続けられないよ。。。」と思うかもしれません。しかし、急がば回れ。何かを何年か続けることが、結果的に早くあなたの人生の方向性を見い出すことになりえます。
【+α】よくある方法が「should」ではなく、「want」を書き出すこと
この記事のプラスアルファとして、よくある方法を紹介します。
人生の方向性を見つけるために、あるいは迷ってしまった時のために使える方法としてよく言われるのが「しなければならないこと」と「したいこと」を書き出すという方法です。
これは自分の今やっていることを書き出し、「やらなければならないからやっていること」と「自分がやりたいと思ってやっていること」に仕分けるという方法です。こうしてあなた自身のことを把握し、あなたがやりたいと思ってやっていることに注力できるようなスケジュールを組んでいく。「should<<<want」こうなるようにライフスタイルを変えていくことで人生の方向性が正され、本来のあなたらしい生き方を取り戻せると言うわけです。
この方法は、やってみると心理テストを受けている時のような、なんとも言えないワクワク感があって楽しい作業です(笑)!ぜひお試しあれ!
まとめ
- 没頭する(ハマる)こと
- 何年も継続すること
人生の目的が見つかって方向性が定まると、やるべきことが見えてくるので思い悩むことが少なくなります。自分の人生にさらに一生懸命になれるので人間的な魅力が増し、生活に張りが出てより素敵な人になれることでしょう。
それには「没頭すること」or「継続すること」。なにごとも深く、あるいは長く取り組むことで何かしら結果が出るものです。
人生の迷子になってしまって後悔しないためにも、あなた自身をちゃんと見つめて行動し、人生の方向性を見つけていきましょう。
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