人生で失敗をしてしまった…。もう手遅れだ…。周りはどんどん先へ行ってしまう、自分の人生は台無しだ…。
本当にそうですか?人生の分かれ道で失敗し、大きな挫折を味わい、うつ病を経験したわたしの答えとしては、「そんなことはない」です。
本記事では、人生で失敗したとしても手遅れではないし人生終わりでもない、ということを解説していきます。
本記事の内容
- 人生で失敗したとしても手遅れなんかじゃない!
- まとめ
人生で失敗したとしても手遅れなんかじゃない!
落ちついて考えてみてほしい。
あなたはまだまだ長い時間を生きるのではないですか?
あなたは今何歳ですか?そしてこの先、寿命が来るまで生きるとしたら何十年生きることになりそうですか?
若いうちに成功したかったとか、人生を順調に歩みたかったとか、栄光を掴むまで美しくストレートな道のりで行きたかったなどの思いがあるかもしれません。でもそれが叶わなかったのだとしても、あなたはまだまだ長い時間を生きるのではないですか?であれば、挽回する時間やチャンスは大いにあるはずなのではないですか?
また、若いうちから成功しているのはほんの一部の人間であるということも知っておいてください。ケンタッキーの創業者であるカーネルサンダースやアンパンマンの著者であるやなせたかし氏、ドラゴンクエストの作曲者であるすぎやまこういち氏など晩年に成功を収めている方はたくさんいます。あなたは著名になることを望んでいるわけではないかもしれません。ですが言いたいこととしては繰り返しになりますがこういうことです。今現在失敗してしまっていたとしても、冷静に考えてあなたはまだまだ長い時間を生きるのではないですか?であれば、挽回する時間やチャンスは大いにあるはずなのではないですか?
あなたにとって、その失敗した事柄が本当に人生のすべてだったのですか?
あなたは今、何かの事に失敗して落ち込んでしまっているのだと思います。落ちついて考えてみてほしいのですが、その事に失敗したことであなたの人生の全てが台無しなのですか?あなたはそれを、失敗せずに達成するためだけにこの世に生み出されたのでしょうか?辛いことや楽しいこと、色々なことを経験しながら年を重ねて成長していき、たくさんの思い出とともに幸せを目指し、自分より下の世代を思いやりながら人生を終える。これが答えというわけではないですが、要はもう少し全体を眺めるように、人生をひきで見てほしいということです。
あなたが失敗した事というのは、本当にあなたの人生にとってそれが全てなのでしょうか?あなたの人生が本当に丸ごとすべてダメになってしまうような人生で一番最重要なことだったのでしょうか?あなたには他にも重要なことがあるのではないでしょうか?あなたにとって、その失敗した事柄が本当に人生のすべてだったのですか?
失敗なく人生を歩むということが本当の意味で正しい生き方なのでしょうか?
失敗なく人生を歩むということが本当の意味で正しい生き方なのでしょうか?
80年間〜90年間くらい生きるとするなら、どん底を味わった経験というのはとても価値があり宝石のようなものであると思います。あなたの人生にはその分の深みが出て、味のある人生になることでしょう。
今は落ち込んでいる最中なので、こんなことは考えられないかもしれませんが、あなたはいずれ誰かの為にこの経験を話せるようになります。そこからどうやって立ち直ったのか、どうやってその状況を打開したのかを話すことで、当時のあなたと同じように苦しんでいる人を勇気付けてあげることもできるわけです。
人生の大きな失敗というのは、宝石のようなもので今は原石の状態です。光っても輝いてもおらず汚い石ころに見えます。ですが時間の経過とともに自然と外側が剥がれ落ちてダイヤモンドへと変わる。そのダイヤモンドは大きな失敗を経験した者にしか手にできないものです。
もう一度質問いたします。失敗なく人生を歩むということが本当の意味で正しい生き方なのでしょうか?
95%の人間の仲間に入るのか、それとも5%の人間の仲間に入るのか、どちらにしますか?いや、どちらにしたいとあなたの心は言っていますか?
挑戦して失敗して諦める人間は95%だといわれます。失敗して手遅れだと思っているのは自分だけだと思っていませんか?
ネットやテレビなどのメディアでは、同世代の人たちが活躍している姿が目に入ってきてしまうと思います。どんな気分でしょうか?あまりいい気分にはならないかもしれませんね。自分は遅れをとっている、もう手遅れだ、もうあの人たちには追いつけないなどと思ってしまうかもしれません。諦める人間が95%もいると言いましたが、そもそも挑戦する人間はそう多くないと思いませんか?そう考えるとあなたは希少であり、少なくとも挑戦した人間であると言えます。
そしてさらに、5%の人間は諦めずに成功する。あなたは今失敗して手遅れだと落ち込んでいるかもしれませんが、諦めずにもう一度挑戦することを選ぶこともできるわけです。95%の人間の仲間に入るのか、それとも5%の人間の仲間に入るのか、どちらにしますか?いや、どちらにしたいとあなたの心は言っていますか?
わたしは20歳のときに、作曲家になるという夢を持ちました。教えてくれるプロの作曲家の方に習いにも行きました。そして音楽業界で大活躍する為には音楽的な高い能力が必要だと思い、音楽の本場アメリカへ留学を決意します。そして親に話し大学を中退して会社に就職する道を閉ざし、希望を持って夢に向かって挑戦しました。しかし学費や生活費で莫大なお金がかかることや、なかなか英語が話せるようにならないことで焦りを感じ、しだいに自分の音楽的な能力にも自信をなくしてしまい、どんどん小さくなっていきました。そしてついに精神が崩壊してしまいます。大学を中退しているため就職というレールからは外れ、アメリカにも行けず、当時はまるっきり自信を失っていたためそれまでの勉強を生かして音楽で何か仕事をということも考えられず、まさに八方ふさがりというような気持ちでした。ですが時間の経過とともに癒されていき、今では自分がどうしたいのか心の声を聴くことで諦めない方を選び、再び音楽で仕事をしてくために挑戦を続けています。
あなたは95%の人間になりますか?5%の人間になりますか?どちらにしたいとあなたの心は言っていますか?
まとめ
- あなたはまだまだ長い時間を生きるのではないですか?であれば、挽回する時間やチャンスは大いにあるはずなのではないですか?
- あなたにとって、その失敗した事柄が本当に人生のすべてだったのですか?
- 失敗なく人生を歩むということが本当の意味で正しい生き方なのでしょうか?人生の大きな失敗というのは、宝石のようなもので今は原石の状態です。
- 95%の人間の仲間に入るのか、それとも5%の人間の仲間に入るのか、どちらにしますか?いや、どちらにしたいとあなたの心は言っていますか?
人生で大きな失敗をしてしまったときというのは、もう手遅れだ、もう取り返しがつかないと思ってしまうと思います。しかし世の中に解決できない問題というものはなく、あなたは80歳〜90歳くらいまで生きる可能性があるのですから何度でもやり直すことができるはずです。
人生遅すぎるということはありません。何かできることを見つけてコツコツやっていきましょう。
コメント