世間では人生の目標をもつべきだという意見と、いらないという意見があると思います。
本記事では、人生の目標なんていらないとはどういう意味なのかを解説していきます。どちらが良いのだろうかと考えている方は是非ご覧ください。
本記事の内容
<人生の目標なんていらないとは、どういう意味なのか?>
- 価値観が変わってしまえば、目標もたいてい変わってしまう
- 人生は思いもよらない展開になることがほとんど
- 興味の湧いたことに対して、手当たりしだい行動することの方が大切
<人生に目標はいらないのか?>
- 何にも興味がなければ、何にも没頭できない
- 目標はモチベーションになる
- 目標は無理にもつ必要はない
<まとめ>
人生の目標なんていらないとは、どういう意味なのか?
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未来は予測できない
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興味の湧いたことに没頭することの方が重要
価値観が変わってしまえば、目標もたいてい変わってしまう
私たちは自分の価値観に沿って生きていますよね。子供の時に好きだったものと今現在好きなものが同じでないように、価値観は年齢とともに自然と変わっていくものです。
一億円貯めてやる!と目標を立てたとしても、結婚することになって子供を持つことになれば、優先すべきことが変わってしまうので目標も変わってしまうでしょう。
大切にしたいものが変わってしまえば、たてた目標も自ずと変わってしまうというわけです。
人生は思いもよらない展開になることがほとんど
現在の自分の状態を1年前や3年前、5年前に想像できたでしょうか?
若い頃には全く想像もしなかったような職業についている人も少なくないと思います。現在の恋人だったり配偶者だったりも全く想像できなかったと思います。
人生は、目標をたてるには不確定要素が多すぎる。未来は誰にも予測できないというわけです。
興味の湧いたことに対して、手当たりしだい行動することの方が大切
アップルコンピュータ創業者のスティーブ・ジョブズ、彼の有名な言葉で「未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない。君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。~」というものがあります。いくつもの行動による結果(点)が後になってつながる。
結局、歩いて来た道を振りかえって見てみたときに、あれとあれがあのように繋がっていたんだと確認できるだけなんです。よって未来を予測すること(目標をたてること)には、あまり意味がないというわけです。
ホリエモンこと堀江貴文氏も「人生に目標なんていらない」という考えを持っている人です。彼は自分の興味が湧くものに対して、ひたすら手を伸ばし行動するのが大事なのであって、人生に目標は必要ない。何歳であっても好奇心旺盛な3歳児のように自分の好きなことに没頭しながら生きるべきだと言っています。
確かにこの世の多くの成功者は、好奇心旺盛でひたすら自分の情熱の元に行動している印象がありますよね。そして没頭することで結果として大きなことを成し遂げてしまう。よって目標をもつよりも、どんどん行動するということが大切であると言えます。
人生に目標はいらないのか?
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自分を知ることが大切
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目標のメリット【モチベーション、やる気、ブレない人生】
何にも興味がなければ、何にも没頭できない
大切なのは自分を知ることです。好きなことは何か、興味が湧くことは何か、何をしていると楽しいか、何に向いているか、人よりちょっとだけでも得意なことは何か、などの自分の興味や価値観をちゃんと認識できているか?これが大切です。
何に興味があるのか自分の中でハッキリしていなければ、何にも没頭できないでしょう。自分の好きなことを認識できていないと人生の幸福度が低くなってしまうということも言われています。自分のことを今一度、見つめ直してみることと良いかもしれません。
目標はモチベーションになる
はっきりした目標をもつと、ある程度気持ちが固定されますのでモチベーションになります。
目標を持ったときに大切なのが、期限と計画を決めること。「◯◯年◯◯月◯◯日までに~を達成する。そのために△△と□□をやる。」と細かくたてることでより効果的になります。漠然としすぎているものに対して人間はやる気が起こらないものですので、目標をたてるのなら細かくたてましょう。
そして目標をもつことは、人生にある程度の規律をもたらしてくれます。だらけたような人生になるのを防ぐ効果があるわけです。
目標は無理にもつ必要はない
今までの話を総合して、目標は無理にもつ必要はないと言えます。
大切なことは、自分が何に興味があるのか、楽しいと思うことを知って、ひたすら行動をすることです。結果は行動によってしか生まれませんから、自分の興味をせき止めることなく、興味の湧いたものにどんどんチャレンジしていくことが目標をもつことよりも大切というわけです。
まとめ
- 人生の目標なんていらないとは・・・目標をもつよりも興味の湧くものに対して、ひたすら行動していく、チャレンジしていく方が大切ということです。
自分の価値観をちゃんと知って、それに沿った行動や挑戦を繰り返す。これによって道が開けていくというわけです。
しかし私は目標をもつことが悪いということではないと思います。目標をもつということは未来を想像することなので、ワクワクしてきてやる気が湧いてくるし、人生に張りがでるのも確かです。よって目標をもつことはメリットもありますが無理にもつ必要はないと言えます。こうしたい!と自然に思うようになって、そこからブレたくないと強く思うようになったら、それを目標として具体化して頑張ればよいのだと思います。
そして人生の目標をもつべき派といらない派に共通していることは、
自分のもっとも価値をおいているものに対して、情熱を持って行動しながら生きていくべき。
ということです。もっと簡単に言うと、「何かに没頭して一生懸命生きろ」です。ただ生きるだけならどんな生き方でも問題ありません。しかし何にも没入することなくフワフワと生きていくのなら、おそらく高いところへは一生たどり着けないでしょう。
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