人生がつまらない？モチベーションの正体と上げる方法

人生がつまらないと感じている方はいらっしゃいますか？

モチベーションを上げるにはどうしたらいいのでしょう？

そもそもモチベーションの正体とはなんなのか？

本記事では、モチベーションの正体とその上げ方について解説していきます。

モチベーションの正体は、「不足感」と「緊急性」

モチベーションの正体の一つは、不足感です。何かを追い求める気持ちがないとモチベーションは高まりません。

満たされている状態は良いことではありますが、それが続くとマンネリ感が出てきて、どことなく寂しさや悲しさなど空虚を感じてしまうようになります。そしていずれ不幸感や絶望感までもが生まれてしまうようになります。

恋愛や仕事に関してもそうですよね。最初はその恋人のことについて知らないことだらけですが、３ヶ月や半年、一年と交際が続くと、だんだん相手について知らないことがなくなっていきデートの内容も変化がなくなっていくのでマンネリの状態になっていきます。

仕事も最初のうちは知らないことだらけなので、やる気やモチベーションについては、もはや考えもせずに必死になれることと思います。しかし１年、２年・・・５年、１０年と同じ仕事をしていると、仕事上で知らないこともなくなっていき、だんだん飽きてきてしまうものです。

人生全般についてもそうです。衣食住が特に問題がなく、ある程度安全に暮らせるとなれば、その人は生物学的には十分満たされいることになります。よって生活に不足感が足りなくなり、そのままだと人生がつまらなくなってきてしまうわけです。

意外かもしれませんが、常になにか足りない・なにか満たされないという状態は、実は幸せなことなのです。よって不足感というものはモチベーションの一つの大事な要素であり、常に満たされない思いが重要なのです。

モチベーションの正体のもう一つは緊急性です。

どういうことかというと、例えば外科医の場合。

もし入院中の患者が発作を起こしてしまい即刻手術しなければ死んでしまうようなとき、その手術を担当する外科医は、モチベーションが上がらないなぁ・・・やる気出ないなぁ・・・。などと考えるでしょうか？多分考えないでしょう。

助けなくては！という思いが嫌でも最高潮に高まりますよね。もはやモチベーションがどうのというレベルの話ですらないと思います。急いで手術室に駆けつけて全力で手術をするだけでしょう。

消防士の場合であれば、火災の通報があった場合、もう全力で現場に急行し消火活動を行うだけでしょう。

営業マンであれば、とても大切な商談に向かう途中に電車に乗り遅れそうになったとしたら、全力で走って駅に向かうことでしょう。何かに迫られているという緊急の状態が原動力、つまりモチベーションの一つの要因なわけです。

満たされてしまっている状態は、人間にどことなく寂しさや悲しさなどの空虚感・つまらなさを感じさせてしまう。そしてその状態からいずれ不幸感や絶望感までもが生まれてしまうようになる。よって「不足感」がモチベーションの一要因であり、意外にも人の幸せにとっても重要。
また、手術をしなければ死んでしまう患者を目の前にして、モチベーションが上がらない外科医はいないように、「緊急性」も要因の一つ。